そこにリンパは無い
こんにちは、アシダです。
今、ぼくは、神妙な面持ちでこのブログを書いております。
ついにこの時が来てしまったか、と。
クリーンなイメージを貫いてきたこのブログですが、
ついに下ネタを解禁する時が来たか、と。
このブログを読んでくれている女性リスナーの大半を失う覚悟で、
今、
白装束に身を包み、短刀をかたわらに携えブログを書いています。
私はこの文章をしたためた後、切腹します。
探さないでください。
これはおよそ3年ほど前のお正月の話。
~~~
ぼくは整体やマッサージ好きの知人と3人で
リンパマッサージに行くことになった。
知人の一人がさっそく予約をしてくれた。
しかし電話越しのやりとりがスムーズに進まないようで、
知人にどうしたのかと聞くと、
「日本語がカタコトだった」
とのこと。
これが悲劇の予兆であった。
死兆星である。
予約したお店に入ると、うっすら分かってはいたが東南アジア系のお姉さんが出迎えてくれた。
ぼくら「あ、あの、さきほど足つぼとリンパマッサージのコースを予約したものですが、、、 」
アジア系のお姉ちゃん
「アー、オニイサンタチ、コッチヘドウゾ」
そう言うとぼくら三人はそれぞれ別の部屋に通された。
「服ハココニ入レテネー」
リンパマッサージというのはこういうものなのか、
全裸になり指定のペラペラの紙パンツのようなものを履いた。
文字通りのパンイチである。
しばらくすると別のアジア人お姉さんがカタコトの挨拶で部屋に入ってきた。
お姉さん
「コニチワー。イラッシャーイ」
そのフランクな感じに親近感が湧き、
「いやー、ぼくリンパマッサージ初めてなんですよ~」とコミュニケーションをはかると、
お姉さん
「ワタシモ初メテネ。」
「あっはは、そうなんですね、、え??」
このお姉さんはぼくがデビュー戦だった。
まぁそれなりに練習してるだろうし、別にいーかと、
「じゃ、じゃあ予約していた足つぼとリンパマッサージのコースをお願いします。」
というと、
お姉さん
「ワタシ、足ツボデキナイネ。」
「あーなるほど、、え??」
さすがに軽いパニックである。
まさかのスタッフ都合でサービス変更を余儀なくされた。
ぼくはもうなるようになれと割り切り、
「じゃ、じゃあ、お任せでお願いします。」と、
串盛りを頼むかのようなノリで注文した。
彼女はアロマオイルのようなものを手に塗り、全身をマッサージしてくれた。
それはそれで結構気持ちが良かった。
「リンパマッサージもいいなーと」感心していると、
彼女は突然ゲホゲホと咳き込みだした。
一体どうしたのかと思うと
お姉さん
「コノ部屋窓ナクテ、イツモ空気悪イネ!」
彼女は怒気を含んでそう言うと、
そのままゲホゲホと咳き込みながら部屋を出ていった。
・・
・・・
・・・・
えっと、何だこれ?
2~3分は待ったかな。。
彼女は帰ってこない。
動揺を隠せないぼくはその時何をしていたかと言うと
パンイチで放置されていた。
空気が悪いらしい部屋でパンイチで放置されていた。
まさかこの年になってこのような辱めを受けるとは思ってもみなかった。
羞恥プレイとはこのことか。
しばらくするとようやく彼女が帰ってきた。
大丈夫かと心配したが、もう大丈夫とのこと。
しかしその後も彼女は
5分おきぐらいに咳き込みながら入退室を繰り返した。
一体何のサービスを受けていたのか分からなくなったが、
ぼくはさすがにこれはクレームか、こんなサービス受けたことないぞと怪訝な表情を顔に浮かべつつもその時何をしていたかと言うと
やはり放置されていた。
この世界中で、この時のぼくほど無防備で無力な存在はなかったろう。
今肉食動物に乱入されたら、1ミリも抗うことなく捕食されただろう。
うつ伏せのパンイチにできることなど何もない。
そうこうしているうちにお姉さんの容態も安定し、
やっとまともにマッサージをしてくれるようになった。
彼女はもともと気さくな人のようで、施術中の会話に花が咲く。
彼女はここに勤める前は中華料理店を経営していたが、仕入れやスタッフの管理が大変で辞めてしまったとのこと。
ぼくは、お金を稼ぐことに真剣で、やろうと思ったことはすぐやる彼女の姿勢に素直に感心していた。
気が付くとそんな彼女ともすっかり仲良くなっていた。
時が立つのもあっという間で、
マッサージも下半身に差し掛かろうかというその刹那、
突如、紙パンツの中に手が入ってきた。
っっ?!!
ぼくは再び軽いパニックに陥った。
そしてあろうことか次の瞬間、
彼女はぼくの肛門に刺激を与えてきた。
っっっ??!!!!!
「これは一体どういうことだ?」
「リンパマッサージとは肛門もマッサージするのか?」
「だからペラペラの紙パン一丁だったのか?」
「いや、しかしこれはあまりに、、、」
「というか、
肛門にリンパ流れてんのか?」
この時頭によぎった肛門付近のリンパ図である。
しかし肛門に想いを馳せていても、彼女の手は間断なく刺激を与えてくる。
これまで受け続けた数々の仕打ちに耐え続け、いくらなんでもあり得ないマッサージについに怒り心頭のぼくはその時どうしていたかというと
少し浮いていた。
生物学的な諸事情のため浮かざるを得なかった。
そんなぼくの様子を見た彼女は
「キモチイイデショ?(ニヤッ)」
彼女のいやらしい目つきと淫乱な質問に、
ぼくはついに怒りを爆発させカッと目を見開きいい加減にしろ足つぼは無くなるわ空気の悪い部屋にパンイチ放置するわ挙げ句の果てに公俗良序に反するサービスを提供するとは何事かとは言わずに「はい気持ちいいです」と言った。
Goサインである。
お姉さん
「オスダカラ仕方ナイネ~」
オス♂じゃねーよ。
こうなるともう確信犯だ。
そこにリンパは無い。
彼女が経営してたというお店は絶対に中華料理店じゃない。
そうこうしているうちに60分の足つぼリンパマッサージいや、
変態マッサージは終了した。
帰り際、彼女はぼくに耳を疑う衝撃発言をした。
「スグソコノ●●(近くの大型ショッピングモール)、ウチノ二号店アルヨ。」
ウソつけ!
天下のショッピングモールがこんな変態マッサージ屋をテナントに入れるわけ無いだろ!
ディベロッパー出てこい!
4F 婦人服
5F 紳士服
6F 装飾品
7F 変態マッサージ
目を疑うフロアインフォである。
予約したサービスは直前で無理と言われ、
呼吸器系に爆弾を抱えた新人スタッフは初客の肛門にいたずらするなど、2号店がもし本当だとしたらモール関係者の正気を疑う。
この施術内容を他の2人に話したら爆笑だった。
痴女引いたな、と。
なんだかんだ楽しくキモチイイ一日でした。
今日はもう夜遅いので切腹します。
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管理人:アシダーゼ
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